2010/11/07

バッテリー再生

自動車バッテリーが弱ってきたので再生。ここで言う再生とは充電の事ではない。
鉛バッテリーの宿命であるサルフェーション(硫酸鉛:PbSO4)電気を通さない結晶が極板に付着成長し、いづれセルを回す程の電流が取出せなくなる現象。充電しても駄目なのでこの段階で買い替えとなる。しかしこの硫酸鉛の結晶を取り除けば、また新品同様に使えるのである。最近はネットで再生品(リサイクルバッテリー)として多数販売されている。
まずはバッテリー状態確認をする。
↑ 215と12.41表示された。これは215CCA  電圧12.41Vという事です。
CCAはコールドクランキングアンペアーの略でエンジン始動性能を表す尺度でもあります。
このバッテリー《34B19》の基準CCAは250で現在は215に低下し注意段階である。

↑ 2台のパルス電流発生装置でサルフェーション(PbSO4)をイオン分解させます。同時に充電もします。充電は2時間もあれば終了しますがパルスは今回24時間掛けました。
↑ で結果は 265CCA  13.32Vと4年使ったバッテリーが再生されました。

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